2015年10月16日

明治三十年のおさしづ(公刊おさしづ第四巻より)その3

おさしづを読む前に、「おさしづを身近に」をご参照下さい。
天理教勉強blog: おさしづを身近に。

おさしづの順は、公刊おさしづに準じています。
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明治三十年九月二十五日
 清水与之助身上願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも身上心得ん事情尋ねる。尋ねば、身上に諭しする/\。よく聞き取らにゃ分からんで/\。前々事情一つ諭しから万事心の休まるよう、身上も日々楽々の事情、心休まらにゃどうもならん。今日も明日も、どうであろうというようでは、楽しみ無い。ずっと心を休め。これまでなか/\の道、通り難くい道、どうなりこうなり通り来た。長い年限である。これまでの道を通り、そこい/\治まりある。身上心得ん。一つさしづ。どっと心を休め/\。休めるには事情無くばなろまい。どういう心休めたらよかろうと思う。日々楽しみ無いようでは、何思うてもどうもならん。これまで一つ皆一つ、事情それ/\、どうしてこうしてなりと、通りよいよう通るよう。心という事情委せ。今日も明日も結構楽しみ事情ある。善い事の事情思わず、あら/\の話、あら/\の理、未だ/\楽しみ、長くこれ一つ話して置く。伝える理も皆話し合い、身は案じる事は要らんで、案じてはならんで。

 押して願
さあ/\扶け合い/\と言うてある。扶け合いにもだん/\ある。話して事情も扶け合い、よう聞かしてくれた。この扶け合いどうでもこうでも、成らん事情の扶け合い、何程救けようと思うても、理が無くば救ける事出けん。又一つ何程あっても、救けるという心が無くば、救けられはせん。どんな中からでも理が無くては、救けられはせん。互い/\は言うまでの理。どちらにも日々不自由無くば、心という理いつになりても変わらんが扶け合い。どうでも日々という、尽す運ぶ事出けん。この中諭したとて、心無くば救かる事出来ん。何程今日はこれだけ、あれ一つの理にはなか/\の理に受け取る。よう聞き分けてくれにゃ分からんで。分からん理は尋ね。

 押して、分教会の事情願
さあ/\だん/\返やし/\心得ん事情尋ね返やす。身上という理、楽しみという理、日々事情、身上に切なみ有りてはどうもならん。まあようこれ理を聞き分け。何箇年の間尽して事情、運んだ事情は皆日々に受け取りてある。この道という理の固まり出来てる。身上案じる事は要らん。一時身上分からんから返して尋ね、めんめんこう思う中にはこれも一つ事情あろ。治めて一つの事情、治まって一つの事情、事情と身上と理とよう試してみよ。運ぶ中事情今一時ならんという、どうせいという、こうせいにゃならんという、尋ねた理に持ってめん/\理を定め。これまで年限数え。運びが悪うて成るものか。俺がしようとて成るものでない。めん/\どうしようと言うて成るものやない。これを聞き分け。他に事情から運んでくれる事情も聞き分け。どうせにゃならんと言わんで/\。よう聞き分け/\。




明治三十年九月二十六日 夜
 園原村上田たき身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上から事情尋ねる。身上一ついかなる事情いかなる事、尋ねる事情、もうこれ何でも彼でも一寸の事情に、一つ何でも彼でも話々の理の通り、一人事情々々存命中言葉一つの理諭したる。日々遅れ、月々遅れ、年々遅れたる。何でも彼でも急いで早くと思えど、どうもならん事情から遅れ/\てある。後後長らえて続く事情ばかり、もう過ぎたるものは何と思うてもなろまい。急いではならん。皆んな/\心一つの理、間違い/\どうもならん/\の事情、存命の間一つの楽しみ見せにゃならん。もうであろうか/\、思い/\長い間待ち兼ねたやろう。他所事やないで。遠くの事やないで。皆んな頼むで/\。

 押して、上田ナライトの事情でありますや願
さあ/\尋ねるまでやない。急いでならんから諭す。送れるから皆先々までも遅れる。他人事のように思って居たら違う。存命中一つ理は皆知らんやない。続き話し/\、皆んな心繋いで早くと言えば早く、内々やしき早く迎え、早く呼べ。満足早くの事情という。




明治三十年九月二十八日
 平野楢蔵出張先にて身上に付願
さあ/\尋ねる事情、どうも事情にてどうでもならんという心持って一つ出るや、一つ事情思う処、事情前々身上事情大変ならんという理以て尋ねる事情、一つ理よう/\という、どうなりなあ、こうなりなあ思う処、成程ならん処/\、満足一つ事情、心の働き一つで満足与えるという事情、悠うくりという理諭したる。これ皆皆談じ合うて休めさゝにゃならん。十分の理諭したる。それ早く/\事情によってどうもならん。日々によって運びさゝにゃならん。運んで悠うくりさゝにゃならん。

 押して、談示という処伺
さあ/\満足与える心、事情皆諭しようで与えるという。何ぼ思うたて身上事情あれば成らせん。心で満足与えてやれ。前々に事情諭したる。前々こうという処諭したる。これどうもならん。取りよ聞きよで間違う。さしづ直ぐに聞いて直ぐに事情身上速やかなくば、悠うくりいう理聞き分けにゃならん。事情通らゝせん。身上さあして聞き掛け。そんなら行たら悪いか、そうやないで。これ聞き分け。




明治三十年九月二十九日
 増野正兵衞小人おとも身上熱横腹出物の願
さあ/\尋ねる事情/\、小人事情掛かる理、どういう事こういう事である。事情案じる事要らん。万事の処皆一つの理、さしづようこの事情、どういう事の事情、こう/\聞いてそのまゝ追い延ばし、事情尋ねるさしづという、こうという、早いか遅いか治まる。万事の処たゞ一つ、言葉の理成る成らんの理、取りよう治めよう、大変難しい。万事事情掛かる。尋ねるも事情、万事諭して諭を守るなら、皆治まる。双方の理尋ねる。小人案じる事は要らんで。




明治三十年十月一日
 大県支教会東側の井戸に付お言葉
なか/\これは結構な水や。水と言うても、水臭い水もあれば、喉へ詰まるような水もある。なれど、この水は甘味も強い。新がある。これでこそ結構な理、用水の水。これでこそ結構やなあ、結構やなあ。これでこそ神様のおあたゑ、末代結構やなあ/\。




明治三十年十月三日
 島ケ原支教会長万田万吉妻まつ出直しに付心得まで願
さあ/\尋ねる事情/\、事情はもうこれ第一事情である。一時心というは、どうなろうと思案ばかり、心持って事情、事情によって成ると成らんとこの事情聞いて置かにゃ分かり難ない。一時どう言うた処が治まり難ない。そこで一時の処、扶け合いの心持って運んで/\くれ。扶け合いの心持って運んでくれ。




明治三十年十月五日
 富松たみ身上願
さあ/\だん/\事情尋ねる。前々の事情から、どうも良うなきという身上の理を尋ねる。尋ねるから一つの理を諭そう。変わりた事情の理ではない。今の処にては半ばとも言うやろ。こゝまでと思うたのになあ、どうもこうもと思うたのになあ、どういうものやろ、何の間違いやろ、と思う心は日々の理であろう。事情は早く早く皆んなそれ/\たんのうの理を治めにゃなろまい。又治めてやらにゃなろまい。一時以て事情早くという。

 押して
さあ/\尋ねる事情、たんのう一つの理を聞き分け。早く/\一つ万事事情という。




明治三十年十月八日
 南紀支教会長下村賢三郎母しま七十四才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上一つ尋ねる事情、さあ/\何ぼうでもならん。ならんから尋ねるのやろ。尋ねるから前々諭したる。事情どうにもこうにもならん道から道運ぶ最中、年々だん/\年々送りたる中から分かりある。事情身上どうであると日々思う内々中に、これではなあと思う。よう聞き分けて、たんのうしてくれ。たんのう中、ならん中たんのうするは誠、誠は受け取る。ならんたんのうは出けやせん。なれど一つ、ならん一つの理は、多くの中見分けてたんのう。ならん中たんのうするは、前生さんげ/\と言う。ようこれ聞き分け。これだけ諭したら、自由の理は分かるやろ。




明治三十年十月十二日 夜
 島ケ原支教会長万田万吉妻出直し後、後々心得のため願
さあ/\事情を以て事情尋ねる。前々事情諭したる。どうも事情の理/\、余儀無く一つ事情、いかなる事、どういう理と思うは、実々の理であろう。あろうなれど、よう聞き分けてくれ/\。これまで長らえての道/\、あちらでもこちらでも、どうも一時なあ、何たる事、思い/\の道を通り来た。中に一時の事情、何たる事と思うやろう。思うは余儀無くの事情。よう聞き分けてくれ/\。この道を弘めるも、紋型無き処より、だん/\年々の道という。この理は皆々の心にも治まりあるやろ。この理を聞き分けてくれるなら、何かの事も鮮やかという。なれど、内々判然は出来ようまい/\。よう聞き分け。所に一つの事情を始め掛け。堅くの理を話す中に、どういうものと思う。又たすけ一条や/\と言う。何がたすけ一条と思うやろ。一代の中に一つの不思議、いかなる理と思うやろ。思うはなか/\の理である。難儀不自由してこそ理の種と言う。この理は何たる理と思うやろ。一時の道はどうなろうと思う。年が明けたらよう/\の道になるやろ、と思う。中に何たる事どういうものと、めん/\も皆々も思うやろ。よう聞き分けてくれ/\。この道始め掛けたるというは、よう聞き分け。年は何年何月にどういう事情があった。若き強きが先に立ち/\、ようこの理を治めてくれ/\。一代限りというは、今まで聞いた世界の理であろう。この道の理というは、将来末代の理。この理は諭しても居るやろ。なれど、忘れるに忘れられんというは、返す/\重々の理である。なれど、よう聞き分けてくれ。我が子も先に立て、楽しみも先に立ち、後々世界ひながたという。この理をよう聞き分けてくれ。どんな不自由艱難も出来んやあろうまい。さあ/\いかなる道も、これより一つの理という。




明治三十年十月二十五日
 清水与之助身上十六日前より夜寝られず咳強きに付願
さあ/\尋ねる事情/\、身上事情ならん/\という。明日になりたら/\、思い思いどうも一時鮮やかならんという。尋ねる事情、これまでにもだん/\諭したる。そんならという理も治まり、皆々安心もさし、ほんに成程という。未だ一時身上という、ならんという、それ/\心だけの理は互い/\運びやい、こうしたさかいにどうという心は更々持たぬよう。明らか一つの理、世界も成程明らか一つの道、はた/\の処にても明らか一つそれから心をどんと据えて、大丈夫ともいう。それより未だ/\。




明治三十年十月二十八日
 日本橋分教会開筵式に付教長御出張、随行板倉槌三郎、辻忠作、桝井伊三郎三名に願
さあ/\尋ねる事情/\、事情は出越す処の事情、さあ/\許そう/\。さあ/\自由という理は皆分からん。前々何彼についても、自由という理が分かれば案じは要らん。こうと言うたらこうと言う。これが一つ自由というの理という。どんな事でも中に思やんせんならんようでは、自由とは言えん。前以てひながた出したる。尋ねる事情は、心置き無う出るがよい/\。




明治三十年十月三十日
 増井幾太郎妻みつえ身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上の事情、ならん/\事情を尋ねるからは一つ諭そう。身上の事情は余程大層である。なれど、まあ、よう聞き分け。どういう事でなる、何か違う、思い/\日を送り、一時成らん事情を尋ねる。大事踏むも一時、事情事情尋ねる事から理を諭す。よう聞き分けてくれにゃ分からんで。何である。こういう事ではなあ、世上へなあ、世界へなあ、と思う心は一時取り直し、よう聞き分け。皆んな事情は幾年の事情があってなるか。万事揃い、成らん事情も揃い、十分揃う中に、それ身上何たる事思うやろう。しっかりと心の理を治め。めん/\それ/\諭する理に、皆んな籠りある。よう、思案してみよ。為す事いんねん、成るも一つ、成らんも一つという。最初元々一つ定めた心は末代、途中でこれではと言うようでは、定めたとは言えようまい。一時どうとはない。なれど、よう心を治めてくれ治めてくれ。長い間の年限の中、ならん/\の道を通り、よう/\の日という。さあ第一元という、この一つの理を忘れんよう、しっかり定め。又一つ皆んな応法と言えば、世界も明いという事情を以て、一時一つという。




明治三十年十一月九日
 諸井松太郎身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上に事情いかなる事であろうと言う。一つどうも身上心得ん尋ねる。さあ/\尋ねる事情には又一つ事情諭し置くが、よく聞き分けにゃ分かり難ない。もう道の処大半心得ある/\。大半治まりてたゞ身上事情無くば何も思う事あろまい。なれど、身上事情あれば、どうも忘れられん/\。よく聞き分け。十分聞き分けた中に、又一つ聞き分けにゃならん。皆それ/\道のため、人のため運ぶ。又内々何事情無く、たゞ身上から思う処、事情日々運ぶ中に諭す理ある。この諭す理聞き分け。心に案じれば切りが無い/\。よう聞き分け。道のため運び尽す。あちらこちら何となあと言う事さらに要らん。更に思うやない。これより長い道、これでと思うた日、嬉しい頼もしい道によって、これではなあ、中にどうしょうや知らん。この事情ではどうしょうや知らん日ありたであろう。たゞ真の心に治まらん。心得ん心改め、為す事情いんねん事情、成ろと言うて成らせん。成ろまいと言うても成りて来る。この諭す事情内々になあ/\。事情世界聞き分け。成程というは、前生いんねんのさんげと言う。さあ/\案じる事要らん/\。




明治三十年十一月十日
 寺田半兵衞息はずみ咳出で脇腹痛むに付願
さあ/\尋ねる事情/\、幾度の事情尋ねば一つ諭しよう。なれど、事情聞き分けにゃ分かり難ない。内々いつ/\までと言う。尋ねる一つ事情幾重事情、心安心一時不足なりて尋ねばだん/\変わる。事情無き中に事情、中に内々事情これ一つ事情聞き分け/\。内々の処にとんと未だ治まろまい。事情思い出して一つ思い/\日々事情であろう。よう心鎮めて聞き分け。心鎮めて聞き分けて、言うて聞かせ。内々どういう事いつまでゝあろ。内々兄弟それ/\どういう事、いつまでゝあろ。内々兄弟それ/\どういう事、親々心毎日であろう。なれど、よう聞き分けにゃ分からん。道のため人のため運んで居る、尽して居る。何年経てど頼りと思うて居る者どうもなあ、日々であろう。今一時の処では、とんと思うように行かん。皆んなそれ/\事情よう聞き分け。早いも生涯遅いも生涯、こら分かろまい。なれど、よく聞き分けば成程分かる。一時以てどういう事、世上何と思う。これ心にあろう。世上成るもいんねん、成らんもいんねん。これ皆んな治め/\ば、夜明けるようなもの。よう聞き分け/\。

 押して、(小近の事願うとする処へお諭あり)
さあ/\皆籠りたる。これ聞き分けてほんに成程と思う。夜明けるようなもの。よう聞き分け/\。

 押して、コウ親類への縁談の事情願
さあ/\尋ねる事情/\、まあ内々事情思い変わり、だん/\変わりだん/\変わりたる。こうと思う処、先々心親々心、人々心一つに委せ置こう/\。




明治三十年十一月十三日
 橋本清辞職書差し出せしに付、協議の上事情願
さあ/\皆んなそれ/\中にいろ/\の話いろ/\の事情、長い間/\、もうこれどうでもこうでもさしづの理/\、どうでもさしづの理でなければどうもなろまい。この道を知りてる者が無いから、どんならん。この道知りてるなら、あゝいう事あらせん。道が分からんから分からん事になる。どうなるこうなる、心の理分からんから分からん。皆んなこれ教という理がある。教に従うて通らんから、綺麗な道がむさくろしいなる。皆行き難くい道を尋ねて捜すからどんならん。一人二人三人の心で世界通れるか。さあさしづに及ぶ。さしづしても守らねば、さしづまでのもの。よう聞き分け/\。何遍々々、これまでの道知りて居ながら、便りも無く声も無く、理も無く、道の道通らんから、どうなろう知らんという日になって来たのや。どうでもこうでも、心迷いありてはならん。暖いと思えば寒い、寒いと思えば暖い、曇ると思えば晴天、晴天と思えば曇る。自由の理分からんからどんならん。我がさえよくばよいという心があるから、こういう理になりて来る。どうでもこうでも人間の心では行かんで/\、行くならこの道とは言わん。精神一つの理が世界鮮やか明らかのもの。この理より無い。これをよう聞き分けて、改めてくれ/\。めん/\でする事ならどうもならん。いかなる大切にせんならんものでも、心に間違えば、大切が大切にならん理が、今日の日であろ。さあ/\分からんから分からん。
一寸一つ話して置く。軽い話、女子供でも分かる話。貸したる金でも、取って了たら仕舞やで。残して置けば理は殖える。取って了たら何にもならん。これだけ一寸話して置こう。

 押して願わんとする時
さあ/\押すまでやで/\。押す処何処にあるぞ。繋ごうと思ても離れる者はどうもならん。付けようと思えど付かん者は是非は無い。切りの無い事言うて居るから、こういう事になるわい。




明治三十年十一月十三日
 飯田岩治郎だん/\相つのりしに付、処分方に付願
さあ/\尋ねる事情/\、ものというは、放って置いて大事無いものと、害になるものとある。放って置いて為になるものなら、放って置いてもよい。皆んな、よう聞き分け。前々さしづ、一も取らず、二も取らず、この理よりだん/\運び来たる心という理、深きの無きうちに直せば直る。日々だん/\日が経つ程、皆んな寄り合う心に理が寄りて来る。寄る程真の理を失うて了う。こうしたならいけんやないかと、何にもならん事して、今まで積んだもの掘り起して了うようなもの。二所も三所も出来るものなら、元のやしきは要らんもの。元分からんから、そういう事するのや。数々世上に理を下ろしたるは、同じ一つの理。外にいろ/\あちらで一寸やってみ、こちらで一寸やってみても、成り立ったものはあろうまい。尽して十分運んで十分、年限経ってこそいつ/\までの事情、何やら彼やらほんの一つの答も無く、放って置くから一寸には行かん。行かんからこれまで放ってある。最初は一寸した容物に入れてあるようなもの。なれど、だん/\日が経つ、理が殖えて来れば仕舞には容物には入らんように成る。成ってからどんならん、出けてからどんならん。いかんものは誰聞いてもいかん、善きものは、誰が聞いても善きもの。あちら分かれ、こちら分かれ、とんとどうもならん。この事情聞き分けて、これから先何か万事心得てくれ。それで今日の日は、僅かの日を待って、これでと言えば、それよりすっきりするがよい。うか/\したら、どんな事になるやら分からん。
悪というものは、立ち掛けたら一時は立つものや。放って置いてはどうもならん。世界には未だ/\分かりた者は僅かしか無い。早くに取りて了えば、今日の日は無きもの。それからそれと心に欲が付くから、一人出け二人出け、それが頼りになりてだん/\事情と言う。あちらこちら何も分からん者、いつまでやっても行かせん。今日の日は一寸片付けて、すっきりして了うがよいで/\。




明治三十年十一月十八日
 檪本町吉川宗七妻たけ身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ尋ねる事情には余儀無く事情/\であろう。身に一つ事情は一時堪えられん事情から、日々事情々々踏み止めたるは一時事情心得ん。一時始めて一時運んで鮮やか事情、どうも日々暇が要る。よう聞き分け。これまで結構は日々思い一つ理が心なれど、身上から事情心から一つ理が分かるなら、万事明らか。よう聞き分け。一時大事である程に/\。一時たすけ貰えば結構なれど、一時何ともなあ。日々日が延びる。日々運び方どうも分かろうまい。話事情から聞き分け。一つ理から万事理である程に。よう聞き分け。どういう理聞き分けるなら、まあ世上理ある/\。どういう理幾人寄る。人数分からん、人寄り集まる、えらい人なれど、旬聞き分け/\。人間は言葉でしたとて出けやせん。遠く所海山越え、長い間/\の道、万事事情理この聞き分けは、どうも一時事情運ぶは日々思て居る。又思わにゃなろまい。よう聞き分け。長い年限、どれだけどうしたとて長い年限、どれだけどうしたとて、天よりあたゑ無ければ無きもの。どうなりこうなり又この事情聞き分け。あちらへ走りこちらへ走り、昼と夜次いで話、理付いてもあたゑという理、まあ今年よかった/\。この理聞き分け。神の道は長い/\穏やか。国々の道遠い道遙々伝うて来る。理聞き分けば分かる。よう聞き分け。この事情聞き分けるなら、一時どう/\でない。身上々々、身上ばかり思て居たらどうもならん。どうでもこうでも、ほんに世界あの通りなら、日々理あるならこう、ほんにめんめんも一寸この事情聞き分けて、内々事情に聞き分け。良い事続けばよい/\。続かねば一つ心に事情無けにゃならん。踏み止めたる間に、内々聞き分け。日々事情によって働きせにゃならん。あちら駈け付いてこちら駈け付いて、日々渡世、日々働きせにゃならんなれど、その内々一時立て替え一年二年何をしてる。あの者ならほんになあというように、日々心に積んでくれるよう。日々の心年々運ぶなら、昼に昼、夜に夜次いで歩かいでも、日々人々あたゑある。これ聞き分けるなら、何程何程どうしたとて行かん事、人は知らん。それより順序第一。日々取りやり良き事ばかりならよい。よう聞き分けならん/\。この理聞き分けるなら、細い/\薄い薄い、これより掛かりてくれるなら不自由無い。これ内々聞き分け。あの人変わりた商い/\、変わりた世界、第一日々世界積む台である。一つよう尋ねに出よ。身上からほんにこういう理聞いた/\、定めてくれるよう。又一つ諭しよう。多分ある/\。結構言うたて、身に事情あれば、日々楽しみあらせん。楽しみ分からん。身上に一つ事情無いというは日々楽しみ。よう聞き分けてくれ、これより内々聞き分けて、善き事ばかり身上の処一寸に行かん。一寸に行かんかなれど、心という積み重ねば台と言う。取りよう変わりてはならん。よう聞き分けてくれるよう。さしづして置こう。




明治三十年十一月二十日
 九つ鳴物の内、三味線を今回薩摩琵琶をかたどりて拵えたに付御許し願
さあ/\何か尋ねる事情、事情は心置き無う許し置く。これまで前々事情の時談じ、あれもどうこれもどう尋ね出で、一列子供の事情によって許してある。何かの処十分じゃなあ思う。どういうもの時々尋ね出ばさしづする。さしづの上、談示という。どんなさしづしても、こんなさしづはなあと思わぬよう。互いに理を結び合わにゃならん。事情によって結ぶ理もあれば、事情によってほどく理もある。心も病む身も病むようではいかん。後々の事情は詳しいさしづするから、鳴物一条は許そ/\。皆寄り合うて、喜ぶ心を以てすれば、神は十分守護するとさしづして置く。鳴物は許そ/\。

 胡弓の事願
さあ/\どうなりこうなり、鳴物揃うたら始め掛けるがよい。成るも道成らぬも道、付け掛けた道は付ける程に/\。ならんと言えばはいと言え。年々の道を見て、あぐさむ心は持たぬよう。あぐさんで了たら、仕舞じゃで/\。




明治三十年十一月二十日(陰暦十月二十六日)
 鳴物琴胡弓三味の替わり入るつとめ人衆に付御話
あちら引きこちら引き、まるで、ひいきの引き倒し引き倒れ、引き倒れの行たる事知らんか。これからというは、何か一つの心に成ってくれ。心さえ一つに成ればどんな中でも連れて通るというは、前々毎夜々々の理に知らしたる。皆んな談じ合いそれはよいなれど、談示の中に理が触れるからどうもならん。これもう一つほこり立ったら暗闇やで。

 引き続きとめぎくの事情願
元々皆掛かり分からん。分からん処から話を聞いて道に付いた、事情の理も分からん。二十五年寿命縮めて今日の道という。道理世界理を以て今の道ともいう。談じ合うてこれまでの理/\、人間からあれこれの隔て分かるものやない。要らんと言うて出るものはどうもならん。これまでの処幾名何人あった。古い事情消してはなろうまい。心で消す事はどんならん。どうなりこうなりの道待って居る者は、その場/\の得心。喜ばして一時に出らるものやない。それ/\談示合うてこれ一つの理、皆寄せて、この月は誰それ、又の月は誰それというように運ぶがよい。楽しました理を蹴って了えば、消すのも同じ事。




明治三十年十一月二十二日
 各分支教会及び出張所に於て三つ鳴物を奏する御許し願
さあ/\尋ぬる事情/\、さあ/\品は変われど理は一つ/\、尋ねる理は皆々許し置こう/\。




明治三十年十一月二十五日
 平安支教会を奈良県生駒郡龍田町大字龍田字馬場百八番屋敷へ移転願(板倉槌三郎を担任教師と定め、松村吉太郎を移転式祭主、平野楢蔵を付き添いとして移転式の願)
さあ/\尋ねる事情/\、願通り速やか許す/\。さあ/\これへ遷りて下されと願えば、神は直ぐに遷る程に/\。向こうが何ぼ騒いでも、こちらから必ず手出しするでない程に/\。さあ/\事情は願通り許し置こう/\。




明治三十年十一月二十五日
 清水はる腰痛の願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\身上によりて、あちら事情こちら事情、どう思うたてなろまい、見たてなろまい。尋ねる事情前々事情は将来に諭したる。夫婦一つの中、これまで道の中運び尽し、あちら身上、こちら身上、こら思う/\。よう聞き分けて、夫婦事情どちらでこちらで、この一つの事情遙かに知らし置く。ほんにというは早く事情々々、早く離せ/\。

 押して願
さあ/\もう、これだん/\古い処、だん/\何処から寄せるやら知れん。この事情、一寸話して置こう。

 又、押して願
さあ/\よう事情聞き分けにゃならんで。夫婦一つ、事情遠くでは又々という、又又という。もうどうでもこうでも、いつからどうせいこうせい、こら言わん。心に理持って十日二十日三十日と、日を忘れ月を忘れて、年を越えて年々と言う。この事情さしづして置こう。




明治三十年十一月二十七日
 飯田岩治郎の件に付、北分教会所の事情、会長初め役員五六名立会の上先々心得のため願
さあ/\尋ねる事情/\、いかな事情も尋ねにゃ分かろまい/\。分からんから事情尋ねる。尋ねるならば一つ事情諭し置こう。これまで事情年限数えてみよ/\。年限いろ/\の道ありて、もうどうなろうか知らん/\。その道連れて通りた道よう聞き分け。難儀不自由苦労艱難の道連れて通りて、種と言う。種無くして実はのろうまい。この理から万事聞き分け。これまで苦労艱難の種、種から積んで来て、それよりどういうものも生えるなれど、中に心の理によって生えん種もあろ。道という、道に我という理どうもならん。我は要らん。たゞ仮名な道に諭し置こう。分かりよい道に諭し置こう。子供でも直ぐに分かる。皆道に元がある。この道分かるなら皆一つ/\この事情聞き分け。一時尋ねる事情、人に事情結んだ。事情元々どういう理になる。元や。二つも三つも結んだ道やない。元かいしんからこの道籠りある。なれど、どうもならん。仮名な理に諭したる。来ん者に無理に来いとは言わん。来る者に無理に来なと言う道やない。又無理にどうせいこうせいとは言わん。来る者にどうせいとは言わん。無理に言わいでも仕舞には成りて来る。これまで皆諭したる。又、日々諭したる中にある。又諭して居るやろ。この理聞き分け。どちらやろう、こちらやろう、年限理数えてみよ。どちらやろうこちらやろう、こちらやあちらやと心の理が変じるから、心繋ぎが第一。すっきり繋いでくれるなら、万事これより道という。よく聞き取ってくれるよう。

 北分教会事務所の東北の方に於て二間に五間半の建物願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ集まる一つ理心得一つ理、事情建家一つの事情の尋ね。建家一つ重々皆許し置くが、一つ諭し置くによって、よく聞き分け。元々何処に有るか無いか、外に有るか無いか。この理聞き分けて一つ/\理を諭し、あちらやこちらや、そも/\一つの理治まり難ない。これ改めて道分かるなら、今一時に道治まる。万事一つ諭そ/\。よく聞き取って、一つ改めて重々一つの道と言う。




明治三十年十一月二十九日
 平安支教会長を板倉槌三郎に変更の上、龍田村元すみやへ仮りに移転願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも事情によって、長々どうも事情によって、どうもさあ/\、ようこの一つ事情からのさしづをする。皆んなそれ/\善いと悪いとの理を分からにゃなろまい。分かりてあれば事情は無い。分かりてなけねば道とは言わん。万事一つの理も、案ぜる理も無い。これ一つ話掛かり、これ一寸したらどんな事でも治まる。分からんから治まらん事出来る。善いと悪いと分かれば、何も言う事無いもの。教には一つの理、一条の理、最初身上から一つの理もある。何か無しの理もある。これよう聞き分け。今一時尋ねる処、いかなる事と思わにゃならん。道というものは、誰も知らん者はあろまい。又、無い理は知ろまい。ほんの事情、皆んなそれ/\どうでも行こうまい。どうでもなろうまい。年々送りたる理は、これも諭さにゃならん。又一時尋ねる処、後々つい/\尋ねば、早く諭さにゃならん。今一時尋ねる事情、どうでもこうでも、見るに見られん、聞くに聞かれん道ばかりである。十分道計りて心得まで、十分道運んで、それより明らかな日。早く/\運んで見せにゃなろまい/\。

 担任板倉槌三郎御許し願
それは何時にても、一つの理無けにゃなろまい/\。尋ね事情に許し置こう/\。

 龍田へ移転する事情願
さあ/\まあ暫くの処、所変えにゃなろまい。どうも世界から何とも譬えられん事情である/\。この事情はどういう処から出る。皆心から出るのや。皆思事外れたる。続いて刻限知らしたい。刻限には書き取りの事情、どうもあれこれ/\、尋ね尋ねの事情に刻限諭さにゃならん。重々の理、あら/\後々事情、尋ね理に諭するによって、聞き分けてくれにゃならん/\。

 同神霊を其儘遷すものや、又は幣を持って行て御遷り下さるものや願
さあ/\尋ねる処、それはどちらでもよい/\。所一つ事情さえ暫く改めたら、道理という理立って来る/\。急がにゃならん/\。

 明後日出越す願
さあ/\どうで掛け合いの時は、どうかこうか事情あろ。道が違うからどうもならん/\。どんな事出したて、荒い事は要らん/\。

 平野楢蔵、松村吉太郎、板倉槌三郎三名出張願
さあ道理から今日の日、道に二つは無い。道の理は二つ無い。心は大きい持たにゃならん。あちらもそれ/\、こちらもそれ/\、どんな事あっても大きい声出すのやない/\。見証しが居る/\。案じる事要らん。道理に適わんからこうなる/\。道理曲げる事いかん。そこで、心に持って運ぶなら、直ぐと/\。




明治三十年十二月三日
 中河分教会整理の事に付、増野正兵衞、桝井伊三郎、喜多治郎吉の三名運ぶ事願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\前々に事情治め方/\、一つ事情尋ねる。事情には一つめん/\に事情切りて、一つさしづ及んだる。年限切らず鮮やかさしづしてある。一時尋ねる事情、三名に事情諭し置こう。よく聞き分け。事情は余儀無く事情であろ。そも/\の理はどうもならん。早い者あれば遅い者ある。早い者でも遅い者でも、理に一つ治めにゃならん/\。治まらん理聞き分けにゃならんで。道という道は何でも治め方、治め方で何でもない。日々事情一寸と言う/\なれど、善き理が増すという。又一つ、むさくろしい理にはむさくろしい理が回る。これ一つ治め方に諭す。よう聞き分け。何程聞いたて、心働かさにゃ同じ事。よう聞き分け。尋ねてさしづしても、伝えんさしづは要らんもの。諭すまで働かん理は、尋ねても、諭すまで分からん事なら、諭すまで諭したら、日々働く理にある。所治め方替わり/\理を以て救ける心なら、道は早く分かる。




明治三十年十二月三日
 中河分教会の運び方に付、増野正兵衞身上より願
さあ/\身上から尋ねる事情、一人の事情から尋ねる、一人の事情以て尋ねる。尋ねる事情に諭し置く。皆んな聞き取って伝え。身上尋ねたらこういう理諭し置かれた。毎夜々々話あり、これまで諭しある。どうも内々このぢばに事情、大変分からん。一時に分かる理に前々さしづ聞いて、そのまゝ重ね、だん/\見苦しい理もある。これよう聞き分けにゃならん/\。なれど、一つよう/\の理を、どうなりこうなり、何程辛抱したとて、ならん理は越すに越さりょまい。この理皆んな談じ合うて、身上尋ねたさしづ、こういうさしづありた、いかがであろと一日の日どういう事、あちらこちら事情、内々も内々事情から外の事情、内々事情ありて外の事情、内々にはどうもなあと言う。皆んな談示して運ばにゃならん。




明治三十年十二月八日
 河原町部内水口支教会長藤橋光治良四十才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも身上に心得ん/\。だん/\事情尋ねる事情いかな事と一つ思う処、さあ/\楽しんで/\十分心楽しんで出越したる処、身上これはなあ皆んな心に思う。尋ねた事情諭しよ。よく事情聞き分け。一人一名と思う。一名と思えば心違う。万事の理に諭しよう。端の端までの心に諭し置こう。よう聞き分け。どういう事こういう事皆諭して心治まる。諭して心治まれば、十分の心一つ/\尋ねる。どれだけ思たて思わず/\こらどうもならん。事情は一名一人の理であろうか。それ/\先々の理であろうか思う。心得ん事情から尋ねたら、こういうさしづありたと皆先々諭して、道は同じ一つ理、同じ一つ道、千日一日より始めて、それより将来事情だん/\運び来るなら末代、と諭したる。これ皆んな聞き分け互い運び合うて伝わって来たる。道中に尽した者は、互い運んでやらにゃならん。埋んで置いてはならん。どうせえでもこうせえでも、不自由中難しい中尽した中に、埋もれは多分ある。互い運んでやれ。運んで十分これと満足すれば、十分受け取る十分受け取る。よう聞き分け。道というは、いつまで一つの道、何程尽したとて、外所事言うてはならん。誰はどうという事は、これは要らん。これだけ伝えて置く。身上は案じる事要らん。案じたら案じの理が回る。互い扶け合いは、第一尽して運んで、皆んな心で運んだらと言えば、勇む日ある。十分互い/\運んでやるが十分。これだけ諭したら十分分かるやろ。




明治三十年十二月十一日
 本部風呂新築願
さあ/\尋ねる処は、さあ/\それは何時なりと許し置こう/\。




明治三十年十二月十一日
 平安支教会事情飯田、春木、上田等上京せしに付、本部より運び方如何して宜しきや願
さあ/\尋ねる事情/\、事情には変わった事やなあ、変な事やなあ、と思う処、よう思うてみよ/\。毎夜々々の事情は、幾度の事情に、どういう事もさしづに及んだる。刻限にも諭してある。だん/\今日の日尋ねる。どういう事やろ。出来る事出来たが、末はどうやろうと思う。思やんせにゃならん。数々の思やんするから、どうもならん。分からんようになる。第一の思やん。あちらが曇り、こちらが曇り、水が浸く、そら大風と言う。一時以て尋ねる処、事情には末々の処、掛かり/\の事情、どうなろうと思う。先を以て尋ねる。垣をせにゃならんと思う。よう思やんしてみよ。一寸の事でもどうやろうと思う。何にも思やんは要らん。思やん要らんと言えば、放って置いてよいと思う。放って置いてよいと思う理を、たった一つの道から出来て来たる。判然ならん事情、後々どうなろうと思うやろう。上も下も中も聞き分けてみよ。何にも案じる事は要らん。世界からはどういう事情あるとは分かろうまい。この道一つこれまでの事情、今一時の事情世界の事情、道理は大きなものであろ。大きい理というものは、大きい治まりてない。治まってないから、こういう事になる。心配して何も心に掛ける事要らん。夜々働いた処が、損するようなもの。道理を外すから出けん。出けん道理に理を付けて運ぶからどうもならん。人間一つの心で運んだ処がいかん。いかんから治まらん。人間心取って了わにゃならん。心配の上の心配、一つの道にあちらこちらから、曇りが出来て心配する。我が子で我が子の示し出けんのは、親の力の無いのや。これは道理から取ってみよ。違うか違わんか。

 橋本清辞職は聞き届けしが、前川菊太郎より辞職願出されしに付、如何取り計らいまして宜しきや願
さあ/\尋ねる事情/\、何程繋ぎたいと思えど、繋がれんが道理や。越すに越されようまい。出て来なと言うやない。出て来て働きゃ、どうも言えんが道理や。皆一つの心に成りて、よう思やんせよ。これまで艱難の道、今の道互いの道。辛い者もあれば、陽気な者もある。神が連れて通る陽気と、めん/\勝手の陽気とある。勝手の陽気は通るに通れん。陽気というは、皆んな勇ましてこそ、真の陽気という。めん/\楽しんで、後々の者苦しますようでは、ほんとの陽気とは言えん。めんめん勝手の陽気は、生涯通れると思たら違うで。

 東京及び夫々運び方願
さあ/\心さえ十人なら、十人一人の心と、同じ心に変わらんなら、何処へどうする事は要らんもの。さしづを聞いて居るだけ。ほんにこうと思う、先々の処、一時はどういう理になるかも分かろうまい。ほんに分かろうまい。あちらへ移す処切ったら、善いと悪いと分かってあるやろう。皆んなの心がそも/\であるから、分からんのや。旬を以て一時道を運んだる。移したる。何ぼ運んだ処が何にもならん。心という理一つを以て通れば、通れん処でも通れる。

 前川菊太郎の辞職は、このまゝにして置いたものでありますや願
さあ/\休む時は、休ますがよいで/\。




明治三十年十二月十一日
 本席御身上願
さあ/\尋ねる事情/\、まあこれまでというは、些か気分が悪いという。これまで時々諭してある。刻限にも諭してある。これまで違う事情は諭してない。長い短いめん/\それ/\、心から取り替えるなら、変わらんさしづする。席の身上気分悪いと言う。気分悪いと言うても、それ/\の心休まして居る。ようこれ皆んな一時に耳に入り、心に治まるなら案じは無い。これまで計り難ないと言えば、淋ぶしいもの。ほんに取り違えて居たと思うなら、鮮やかしっかりしたものや。




明治三十年十二月十三日
 桝井伊三郎老母の障りに付、弟政治郎を引き戻し安太郎出る事に付願
さあ/\尋ね事情/\、事情だん/\それ/\あちらこちら事情尋ね出る。遠く所便り/\どうでも一つ内に心得ん事情、尋ねる事情諭し置く。まあ、内々遠く所出越す所見合わせ、一つ事情諭せにゃならん者もある。一名一人より諭する理、多分多分事情ある。事情出来難ない事情、あちらこちらの身の障り。だん/\事情立て合い、立て合う/\。あちらこちら尽し掛けても。未だ/\年々よう/\一つ切る。我が身切る。分かる。それ/\談じ合う。聞き分け。大事件々々々、事情年限大事件、どうこうの事思う心が違う。神がしたのやないで。万事さしづ通り刻限事情、何にも困る事情は無い。皆拵えて苦労せにゃならん。一つの理二つの理がある。繋ぐ道切る道もある。話重々の理に伝え。来る者に来るなと言わん、来ん者に来いとは言わん。いつ/\の台に諭しある。神とたゞ一つも拵える事は要らんで。一つ一つ片付け。明らかという一つ心、楽しみという心を治め。内々事情は万事案じる。出越す処安心見せて一つ事情、一つの事情諭し置くがよい。さあそうやその日来て、若いが若いに立たん。年が締まって締まったに立たん。心一つ神一条の理を以て出れば、何にも案じる事は要らん。これ一つさしづして置く。




明治三十年十二月十五日
 北部内豊岡支教会部内整理上に付、高井猶吉と山中彦七の両名出張の願
さあ/\尋ねる事情、それ/\所々、さあ/\見るに見られぬ処、万事さしづという。皆その通りにせぬ。一時立ち越す。一寸事情には日柄遅れ切って/\ならぬから、万事の処に曇りが掛かってこうなる。出越す処は善い理である。どうで一つ運び難くい。これから一つしっかりという理が治めたら、追々又随いて来る。今一時鮮やかという理は、一寸には治まらん。これ皆えいわ/\と言うて遅れたる。錆てある。日が遅れ切り、どうもならん。しっかり聞き取らねばならん。皆々それ/\よく聞き分け。




明治三十年十二月十八日
 教長、桜井支教会開筵式に付御出張下さる事願
さあ/\尋ねる事情/\、事情は許す。許すが、皆それ/\心というは、一時理があろう。そこで重なる者は、何処へも出るのやないで/\。皆代理を以て/\。




明治三十年十二月二十日
 撫養部内西香川出張所前地方庁より取り消しに相成りし処、今般担任天満益右衞門にて出願の願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも前々の事情というは、どういう事であろ。それぞれ心あろ。よう聞き取って思やん。一つ所にてはどういう事であろ。どうも思わく違たと言う。一時改めて事情、どうでもこうでも何でもという精神一つの理に、許し置こう/\。

 押して、これまでと同番地にて出願致し度く願
さあ/\尋ねる事情は、みなそれ/\皆んな集まる所、理によって許そ/\。




明治三十年十二月二十三日 夜
 松村吉太郎、飯田岩治郎の件に付上京せし処、その夜より右の足に出来物出来、追々大きく相成るに付願
さあ/\尋ねる事情/\、身上に心得ん、どうも身上心得ん、事情尋ねる。尋ねるから、一寸諭し置こう。もうこれどうなる、こうなると言う。日々心に掛かる/\。又一つ事情まあ一寸心に掛かる。掛かるから出越して事情、中に身上心得んと言う。よう聞き分け。この道は、どういう理から出たる。始まりの理さえ心に持てば、どんな事有っても案じる事は無いで。真実さえ心に治まれば、案ぜは一つも要らん。中に一つ話す事がある。切って話し置く。めん/\は若き事情、道の理一つの心ならいつ/\頼もし、これまでの処何ぼ働いたて、暮れた教祖の理を思え。存命の間楽しみの理も無く、理を見ず暮れた教祖の理を見よ。働けば働くだけ、めん/\心に誠さえあれば踏み損いは無い。これ諭したら分かるやろう。働いたら働いたゞけ、これから見えるのや。よう聞いて置かにゃならん。




明治三十年十二月二十四日
 山沢為造小人ミキノ及びサワの二人身上に付願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\小人事情又一時事情/\、又一つというはどういう事であろ。何が間違うであろ思う処、小人何も事情無きもの。親々一つ事情、皆立て合うてある、立て合うてある。心というもの、これから扶け合いは第一、扶け合いは第一。ならん/\事情これから心という理、繋ぎ合うたる理談じ合い、互い/\扶け合い、そこでならん処理あれば、育てゝやらにゃならん。よう聞き分けて治めば、小人たる処は鮮やか。これ聞き分けて、そうやなあという処治めてくれ。




明治三十年十二月二十四日
 山沢由松二十六才身上伺(十一月十八日より大熱病に罹り)
さあ/\尋ねる事情/\、さあ一時身上がどうも、身上心得ん。いかな事であろうと思う処尋ねる。尋ねば一つ諭し置こう。身上の処、大層である。大層は大層の心を持って早く伝えて、どうでもこうでもというは、一寸事情早く差し掛かる。どうなったと思う処、これまで年々の処、道のため、運び掛けたる処、心の理は受け取るなれど、一時身上大層なれど、よく聞き分けて、一時事情これから先長く持って事情、あちらへこちらへこれから向こなあと思う処、日々であろう。そこで成べく持って救けるという。事情運んで早く事情/\。




明治三十年十二月二十五日
 城島部内水間出張所一同協議の上、田原支教会へ所属替えの願
さあ/\尋ぬる事情/\、さあ/\前々には事情一つ一時事情又こうという。皆同じの心、又こちらも同じ心、心と/\十分なら、そら許し置こ/\/\。




明治三十年十二月二十五日
 清水与之助咳に付願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ、身上どうも一つ心得ん/\思う処、さあ/\尋ねる事情/\、幾重一つ尋ねに変わりたさしづ無く、身上どうでも鮮やかならん。何が間違う。こうであろう、どういう事であろう。心の理は思うまで。一つ理、道の道理は一つ/\、万事の理は一つ、思う理は一つ。事情万事掛かるやろ。銘々こうと心運ばにゃならん。万事一つの理ある。この一つの理の中の理であって、この一つの事情諭し置こう。この一つの理、何でも彼でも用いらにゃならん/\。なれど、どうと心を持つな/\。事情はさしづ通り凭れ付け/\。万事諭し置こう。よう聞き分けて、三才童児という心を以て道治め。たゞ一つしかあらせんで。身上どうという心要らんで。よく聞き取れ/\。




明治三十年十二月二十九日
 梶本宅治め方事情願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ前々事情、一つ/\諭しある。だん/\事情、皆それ/\事情にほして送りある中という。良い日ばかりはない。時々思やん。心追々二つと言えば代々事情譲り置く、譲り置くと同し事。続けば続かす。譲るのやない、皆同じ理が続いてある。所変われば事情の理考えてみよ。理は皆続いてある。譲ると言えば一寸切れて了うようなもの。譲る理めん/\日々よ集まる。日々に治まる。日々あちらこちら運んでやるがよい。後々案じる事要らん。続く理分からん。譲ると心思うものやない。皆理が続いて居るのや。




明治三十年十二月二十九日
 吉川宗七妻たけ身上願
さあ/\尋ねる処/\、前々にこれまで万事の処事情一つの処諭しある。よう/\の処そうであると心治まる。又身上一寸には行かんと諭したる。だん/\これでよかろうと思う。又一つ心得ん。この一つ事情分かるまい。よう事情聞いて、内々の事情どうしょうこうしょう言うまで。内々にはこれでなあ、日々淋むしい心を持たず、身上長く事情どうなりとしてと思う。一時鮮やかならん。日々の処一時事情、内々余程定め。今まで大きに行くは、大きく成る思やんなれど、元も無く末も無しでは、何もならん。天よりあたゑは決まりある。一つ実という/\は弱い心。よう聞き分けにゃならん。どちらこちらから続く理は、弱い心が続く、弱い心が続く。軽荷は何処までも持って行ける。毎日軽い荷は持って通れる。重い荷は遠く行けん。向こうへも行けねば、後へも行けん。これから一つ悟れ。親一つ内々一つ事情よう思やんせにゃならん。細々細いもの弱いもの、弱いものが堅い。太いものは持てん。こんなさしづは無い程に。物に理が続いてのさしづやで。身上不足余程大層、事情しいかり定めてくれるよう。




明治三十年十二月三十日
 松村吉太郎足の障りに付願
さあ/\尋ねる事情/\、身上に事情どうも心得んと言う。いかな事情、尋ねるには一つ心という理を以て尋ねる。心に持って尋ねる理なら、一つの理も諭そう。さしづはおろかには思われん。同じ一つの理を皆諭すのや。よう聞き分けねば鮮やか分からん。さしづの理が鮮やか分からねば、心の理も鮮やかならん。それ身上という、鮮やかとは言えようまい。いろ/\事情心にどうなるこうなる、思う理は無きもの。たった一つの理が道という、世界という。教一つの理には変わった理は無い。変わった事情は皆心という。心は幾重の理にも計れるもの。身上心得ん。銘々思う理が心得ん。重なる処芯なる処、善い事も悪い事も皆一つの所へ集まり来る。心という理から満足与えにゃならん。何でも彼でも、これだけという理は要らんもの。満足一つの理より道を作る。心の尽し心の運び、万事の処夜も寝られようまい。なれど一つよう聞き分け。夜々苦しまんならん道ではあろまい。一人の理やない。皆んな同じ一つの理を、一人に諭する理、銘々これより、だん/\どんな事情あるとも、成らん事情重なって来るとも分からん。心も騒がしであろう。騒がし中に身上に事情あれば、そこ退け、放って置かにゃなろまい。よう聞き分け。それ/\些かなるもたんのう、多分の理もたんのう、些かのなるものは、尚もたんのう。もうこれまで集まれば、中に皆んなそれ/\心を合わせて運ぶ処、よう諭して銘々も成るべくだけは、たんのうして掛からにゃならん。自分たんのうすれば、先はたんのう。銘々不足思えば、先の不足は何ぼとも知れん。身上不足から尋ねたら、こういうさしづあったと、心寄ったる皆々の理に諭してくれるがよい。

 押して、たんのうの理に付伺
さあ/\分教会一条、有る無いは一つの理、些かなるもたんのう、多分もたんのう。銘々不足思えば、先の不足は何ぼとも知れん不足になるで。




明治三十年十二月三十日
 増田ならえ身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上一時事情尋ねる処/\、これまで事情何度の事情、尋ねる事情には幾重のたんのう。成らん/\中の理も一つの理に集めて、受け取る理もある。身上という、一時事情どうとは言おうまい。なれど、余程の事情に及んだる。尋ねるから一つ諭そう。これまでという、なか/\の道よう/\の日、どんな日もあったなれど、今日の日たんのうさして、優しき心を以て撫ぜ擦りの理、たんのうの理を治めてくれるがよい。

 押して願
さあ/\事情これだん/\事情があるから、人一人の心に、道に居たならこそ、たんのうさすのやで。人に一つのたんのうさゝにゃならん。
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posted by 朱夏 at 14:03| Comment(0) | TrackBack(0) | おさしづ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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