2010年07月17日

天理教用語解説「身上・事情」

天理教用語解説:身上事情 とは?

天理教教理の中で、「身上(みじょう)・事情(じじょう)」という言葉がしきりに使われます。

身上」には、二つの意味があります。
一つは、人間の身体のことで、「身上」は神の「かしもの・かりもの」と言います。これは、天理教の根本教理です。
その「身上」が健康であってこそ、人は様々なことをなすことができます。
しかし、親神様の思し召しに添わない使い方をしている場合、この間違いを知らせるために、親神様は「身上」に病などを与えて、「てびき」下さいます。
この病などが、もう一つの意味での「身上」という言葉で表現され、病気になることを「身上になる」や「身上」などと使われます。

また、親神様は「てびき」の方法として、病気などの「身上」だけでなく、「事情」をお与え下さいます。
事情」とは、たとえば、家庭内のもめごと、災害、その他、「身上」以外の色々な苦しみの「種」となるようなことをもって、心得違いを「さとし」て下さいます。

これらの「身上事情」を区別せず、どちらも、「事情」という場合もあります。

おさしづ」に

事情なければ心が定まらん (明治二〇・一・一三)

と仰せ下されています。
人間は、「身上事情」がなければ、なかなか自分の心遣いを悟ることができません。
どのような「身上事情」も、親神様の親心であることを、「たんのう」することが大切です。

また「身上事情は道の花」と仰せ下されています。
身上事情」の「てびき」を頂き、「さんげ」ができます。
その中で、喜びの、幸福の花を咲かせることができます。
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身上
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posted by 朱夏 at 11:35| Comment(5) | TrackBack(1) | 天理教用語解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一般的には、身上(しんしょう、しんじょう)という言葉はありますが、身上(みじょう)という言葉はないようです。「身上持ち(しんしょうもち)」などという言葉もありますが、教内用語の身上とは大きく異なっています。

参考:デジタル大辞泉 / 大辞林第2版
『岩波国語辞典第7版』(2009年発行)
Posted by fuka0417 at 2011年01月16日 22:19
追記、一般には「身性」という言葉もありました。みじょうと読みます。これも教内用語の「身上」とは全く違う意味ですが、

 ――“みじょう【身性・身状】@うまれつき。性分。Aみのうえ。身分。Bみもち。品行。”

ということです。(岩波7版)
Posted by fuka0417 at 2011年01月16日 22:28
☆fuka0417 さん

たくさんコメントありがとうございます☆

デジタル大辞泉が使われている、「コトバンクhttp://kotobank.jp/dictionary/daijisen/」というサイトで調べてみました。
http://kotobank.jp/word/%E8%BA%AB%E4%B8%8A
その中では以下のように解説されていました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
しん‐しょう 〔‐シヤウ〕 【身上】

1 身の上。一身上のこと。しんじょう。
2 財産。資産。身代(しんだい)。また、家の経済状態。暮らし向き。「―をこしらえる」「―をつぶす」
3 給金。芝居関係者の間で用いられた語。
4 「しんじょう(身上)2」に同じ。
5 身分。地位。家柄。
6 身の上に降りかかる災い。一大事。 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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しん‐じょう 〔‐ジヤウ〕 【身上】

1 一身に関すること。身の上。しんしょう。「―書」
2 その人に備わった価値。本領。とりえ。しんしょう。「粘り強さが彼女の―だ」
3 からだ。からだの上。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「しんしょう」の6がちょうど天理教で使う、「身上(みじょう)」と近い意味で、「しんじょう」の3も、「身上の『悩み』」などという表現で言えば、近い意味だと思います。

なぜ、一般的には「しんしょう」や「しんじょう」という読みが、天理教では「みじょう」と読まれるのかは、はっきりとはわかりません。
もしかすると、当時の関西地方の方言かと思い、「大阪ことば事典」という辞書で調べてみましたが、それも見つかりませんでした。

「身上(しんしょう・しんじょう)」と、「身の上(みのうえ)」という言葉が合わさった言葉かなぁとも思いますが、はっきりしたことは分かりません。
Posted by 朱夏 at 2011年01月17日 11:52
 天理教では身上(みじょうと、読みます)は、
身上・事情を対にして使用する事が多いようです
 身上とは、身体に起きる事柄主として病気、
精神、怪我等に関わる事柄を諭す場合に用い、
 事情とは、身の周りに起きる事柄主として
財産、取引、職業、進学、就職等に関わる
事柄を、諭す場合に用いられると思います
 諭達第3号の中で真柱様が
  「身上・事情に苦しむ人、悩む人があれば
先ずは、その治まりを願い、進んで声を掛け、
助けの手を差し伸べよう。
 病む人には、真実を込めておさづけを
取り次ぎ悩める人の胸の内に耳を傾け
寄りそおう」と諭して下さっています。


Posted by 陽気な予想家 at 2014年03月13日 16:03
☆陽気な予想家さん

初めまして!!

詳細なご解説ありがとうございます☆

今後とも、よろしくお願い致しますm(_ _)m
Posted by 朱夏 at 2014年03月14日 10:23
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当初、猿との馴れ初めみたいな こと!
Excerpt: このエテ公、実のところ群れのボス猿であったそうな。 どうも群れから追われ、離れて
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